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疲れやすさや太りやすさは漢方で体質改善できる?簡単な活用法

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体質を変えたい!と願う人の多くが抱えている悩みとして代表的なものは、「疲れやすさ」や「太りやすさ」ではないでしょうか。そして、共通の傾向として「体が冷えやすい」と感じているようです。

漢方は、体質改善のために良いイメージがあり試してみたいとは思うものの、読み方もわからないような漢字が羅列されると、敬遠しがちかもしれません。ここでは、漢方薬の原料として大活躍している植物のなかでも私たち日本人にとって身近で親近感のあるものをピックアップし、簡単な活用法についてご紹介します。

身近な漢方薬の原料を簡単に活用する方法

漢方は、自然の植物のなかでも健康のために優れた効果を示すものが系統立ててアレンジされた、日本育ちの医学なのですね。もともとは中国から伝わった漢方の生薬に関する知恵が、長い歴史を経て日本人にフィットするかたちで発展してきたということ。

漢方の基本は「バランス」です。熱が出たら熱を下げるための薬を、といった一面的な見方ではなく、心や「気」の状態も含めて、人の全体からバランスの乱れを見極めて不足を補ったり過剰な部分は押さえることで、私たちが本来持っている自然な治癒力を向上させて健康な状態へ導いてくれます。

ここでは、昔から漢方の原料として重宝されている身近な植物について見ていきましょう。

ショウガ

薬味として食事をよりおいしくしてくれるショウガは世界中で大活躍の食品ですが、高い健康効果が古くから認められていて、病気の治療にも用いられてきました。ショウガといえば体をポカポカさせる働きが有名ですね。おなじみの漢方薬としては、風邪のときに使われることが多い「葛根湯」にも乾燥させた生姜が配合されています。

体質改善のためにショウガを簡単活用する方法

「生姜紅茶」がダイエットに良いと大きな話題になって以来、継続的に生姜紅茶を飲んでいる人も少なくないようです。ショウガの乾燥パウダーをホットの紅茶に加えて飲むことで冷えや疲労の改善に大きな効きめが体感できます。

さらにレモン汁を加えると、酸っぱいクエン酸の代謝促進効果によってダイエットにも良いということで、紅茶にショウガとレモンをブレンドした飲み方も好評です。

※ただし、ショウガは非常に刺激が強いものですので、胃腸が弱い人は使用の際に注意が必要です。

ヨモギ

ヨモギは漢方で艾葉(がいよう)と呼ばれ、これは「病気を止める」という意味だそうです。日本では、さわやかな緑色のよもぎ餅がポピュラーですが、「ハーブの女王」ともいわれるヨモギはヨーロッパでも古くから薬草として様々な用途に使われている植物です。

繁殖力や生命力が非常に強いヨモギは傷を癒す効果があり、摘みたてのヨモギの葉から汁を取って傷口につけると止血効果や炎症を抑える効き目があります。また、ヨモギは食物繊維を非常に多く含み、体内の有毒な物質を排出する優れた効果を持つことに加え、血中のコレステロールを下げる作用も確認されています。お通じを快調にするとともに太りにくい体質へ改善するためにも上手く利用したいものですね。

体質改善のためにヨモギを簡単活用する方法

よく洗ったヨモギの葉を、直射日光が当たらないところで乾燥させて粉にすると、お茶として飲んだりパンやお菓子に使うなど食用に広く使えます。乾燥させたヨモギを煎ることで香ばしくなりますので、お茶にする場合は試してみてください。

また、乾燥させたヨモギの葉や茎をガーゼなどに包んでお風呂に入れると血行が促進され体が良く温まるため、冷え性や疲れやすい体質の改善に効果的です。

シナモン

お菓子やフレーバーティーなどに広く使われるシナモンは、漢方で「肉桂(にっけい)」といいます。シナモンにはミネラル類(カルシウムや鉄など)も多く含まれていて、貧血や血行不良への対策にも使われ、体を温める効果が有名です。

冷えからくる不調の改善に役立つほか、風邪やインフルエンザのときの寒気を緩和する目的でも使われます。また、婦人科系のホルモンを調整する効果もあることから、生理痛やホルモンバランスの乱れによる不調対策に漢方を利用する際には、処方される漢方薬に肉桂(シナモン)が含まれる場合が多いようです。

体質改善のためにシナモンを簡単活用する方法

紅茶が嫌いな人は多くいないはず。紅茶でホっと一息ティータイムのときに、パウダーのシナモンを一振り加えてみましょう。体が温まるとともに毛細血管が元気になり、冷えやすい体質の改善に効果的です。

※ただし、妊娠中にはシナモンの摂取は控えたほうが良いといわれています。強い刺激が胎児には悪影響になるということ。たまたま食べたアップルパイにシナモンが少量かかっていた、といった程度なら問題ないということですが、妊婦さんは連日のシナモン摂取NGです。

陳皮(ミカンの皮)

みかんの種類には夏みかんやはっさく、オレンジ等たくさんありますが、漢方で「陳皮(チンピ)」と呼ばれるのは、温州ミカンの皮を干したものを指します。日本の冬になじみ深い、いわゆる「普通のみかん」です。

みかんは、普段食べている果実部分よりも、実は皮のほうが体質改善に有効な成分が豊富なのだそうです。

多くの漢方薬に配合されている陳皮の効果として、消化を助け胃腸を強くすることが知られています。また、血行を促進する効果もあり、冷え性対策にも効果的。新陳代謝を高め、体内の余分な脂肪を排出する働きがあるということ。さらに、クエン酸やビタミンCも含むため、お肌にも嬉しい効き目が期待できます。

体質改善のために陳皮を簡単活用する方法

誰でも簡単に実践できる陳皮の活用法といえば、お風呂に入れることです。「みかん風呂」ですね。陳皮の血流促進効果で体がよく温まり、新陳代謝が活発になるため冷えや疲労の改善に有効です。

また、「陳皮茶」としてシナモンと一緒に飲用すると、発汗と余分な脂肪の排出が促され、ダイエット効果が期待できるということ。陳皮とシナモンをお茶にして飲むには、よく洗ったミカンの皮をザルなどで5日間ほど乾燥させた後、細かくきざんでお茶にします。陳皮にお湯を注いで4分ほど待ったらシナモンパウダーを入れましょう。冷え性や、太りやすい体質の改善に効果が期待できます。心を落ち着かせて疲れを癒す作用もありますよ。

自律神経のバランスを整えよう

ストレスは、多かれ少なかれ誰もが抱えているものですが、その度合いが強くなり過ぎると自律神経のバランスが崩れ、様々な不調につながってしまいます。

自律神経とは、私たちの意志とは無関係に、生命や健康を守るため四六時中機能している神経です。人が食事をすれば意識しなくても、体内では消化や吸収、排せつのための働きが行われますし、気温が高いところでは勝手に汗が出て、体温の調節がなされるといった自動調整システムは、自律神経の正常な活動があってこそなのですね。

ところが、ストレスの負担が大きいときには神経の緊張が続くため、興奮状態からリラックス状態への切り替えが難しくなり、心身のプレッシャーが体調不良を引き起こします。

緊張しているときの筋肉は硬くなるものですが、筋肉の硬直が長く続くと血行が悪くなり体が冷えやすくなって、凝りや痛みなども出やすく疲労が溜まります。そのようなときには、血流が促され体が温まる効果が期待できる漢方を上手く活用したいところ。

今回ご紹介した、漢方の原料として長い歴史を持つ身近な食品たちの活用法も、試してみてはいかがでしょうか。

冷えが取れて血行が改善するとともに、体じゅうの細胞へ酸素と栄養が行き渡るようになりますから、新陳代謝も活発になります。

疲れやすさや太りやすさは漢方で体質改善できる?簡単な活用法のまとめ!

漢方は意外と身近なものだと感じられたのではないでしょうか。ショウガやシナモンなど、毎日の食生活で簡単に活用できて体質改善の効果を感じられるものも多くありますから、積極的に取り入れたいですね。ただし「漢方薬」を使用する際には、副作用の心配は少ないとはいえ、専門家のアドバイスに従い正しい用法や容量を確認した上で使いましょう。

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